数年前、寒くなってきた季節に夜中の病院から帰宅することになった。
病院からタクシー会社への直通電話もあり、いつもタクシーの配車は問題なかったので何も心配していなかったのが、いざ実際に夜中に配車をお願いしようと直通電話の受話器をあげてみても呼び鈴が鳴りっぱなしで誰にもとってもらえない。
ヤバイ夜中の病院から帰れないと焦りだし、検索して出てきた配車サービスに上から順番に全部連絡してもなかなかつながらず、やっと出てくれた配車担当の人に自分の居場所を伝えると
「お客さん、近くに車いないので配車できません。」と言われてしまった。
最後の手段だとアプリをその場でダウンロードした瞬間、「配車しますか?」とポップアップメッセージが表示され、「はい」というボタンを押すと、「配車が完了しました」となりあとはマップ上でタクシーが近づいてくるのをリアルタイムで確認することができた。
病院はセキュリティが厳重で一旦外に出ると鍵がかかってしまい中に入れない仕組みだった。近くに人はおらず本当にタクシーがくるのが不安だった。けれど、ゲームのようにマップ上を車が移動するのを追えて自分の居場所に近づき、とうとう最後の角を曲がった瞬間、ヘッドライトが病院の出入り口を照らし、リアルにタクシーがきてくれたんだ!と思った。
配車の確定からタクシーに乗るまでが夢のようで未来に来たようなWOW体験だった。
タクシーの運転手さんと話をしたところ、配車センターの人は近くに車がないとのことだったけれど、駅には数台のタクシーが客待ちをしていたそうだ。アプリですごいことが起きている!と思ったWOW体験だった。
お客様のWOW体験を一緒に考えて改善していくWOWスイッチ
ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。